【新品】『読書礼賛』アルベルト マングェル (著), 野中 邦子 (翻訳)

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【新品】『読書礼賛』アルベルト マングェル (著), 野中 邦子 (翻訳)

【サイズ】
単行本(ハードカバー)
18.6 x 13.2 x 3.8 cm

【概要】

半世紀近くにわたり、出版や翻訳業にたずさわりながら世界を旅してきた著者が、ボルヘスをはじめとする先人の作品を通じて、何よりも「読者」である自身の半生を交えて、書物との深い結びつきを語る。

「どんな形にせよ、私は自分の書斎をもたなかった時代が思いだせない。いまの書斎は、いうなれば幾層にも重なった自伝のようなものだ。どの本にも初めて読んだときの記憶がある。余白の書きこみ、扉にメモした日付、いまでは理由も忘れたが、なぜかページのあいだに挟んだ色あせたバスの切符──それらのすべてが、当時の私がどんな人間だったかを思いださせようとする。だが、ほとんど思いだせない。私の記憶には、自分のことより本のほうが強く残っている。本を読んだ若い日の自分よりも、かつて読んだ物語を思いだすほうがずっと簡単だと気づく。」(本書より)

『図書館 愛書家の楽園』『奇想の美術館』の著者による最新エッセイ集。出版や翻訳業にたずさわりながら、半世紀近くにわたり世界を遍歴した稀代の読書家が、ボルヘス、ルイス・キャロル、セルバンテス、ダンテらの作品を通じて、自身の半生と書物との深い結びつきを語る。
1948年、ブエノスアイレスのユダヤ系家庭に生まれた著者は、外交官の父の任地テルアビブで育つ。7歳でアルゼンチンに帰国、このころ読書に目覚めたという。書物に耽溺する日々を送った青年時代、アルバイトをしていたブエノスアイレスの書店で、視力を失いつつあったボルヘスと知り合い、彼の盟友ビオイ=カサーレスら著名な作家たちの知遇を得る。
そうした忘れがたい体験の一方で、彼の前半生にはアルゼンチンの軍事独裁政権による暗い影が差している。大学を中退し、ヨーロッパに渡ってしばらくのち、高校時代の恩師である文学教師がひそかに軍部に協力していたことを知って衝撃を受ける。そのとき初めて小説を書きたいという思いを真に感じたという。
本書収録の39のエッセイは、著者にとって人生の糧となった数々の作品を通じて、「読むこと」「読者であること」とは何かを考えることがテーマである。そのなかで、これまでの著書ではほとんど語られなかったそうした彼の半生が垣間見える。著者にとって、本書は紙とインクへのゆるぎない信頼の証である。
(版元サイトより)