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〈新刊〉『野良猫姫』ファン・インスク(クオン・新しい韓国文学シリーズ11)

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〈新刊〉『野良猫姫』ファン・インスク(クオン)

サイズ:四十六版、ソフトカバー
頁:
価格:2500+税

〈概要〉

詩人による、軽やかで心に響く長編小説

ソウルの街角で野良猫の世話をするファヨル、二十歳。父は彼女が五歳の時に失踪、数年後には母も単身、渡米してしまった。そんなファヨルを気遣う親戚もいるけれど、コンビニでアルバイトをして一人暮らしをしながら、野良猫と、猫を通して知り合った人たち、ボーイフレンドに支えられて生きている。みんな、自分らしい生き方をしたいと模索している。高校を中退したファヨルにも、大学へ行くより、やりたいことがあった……。

【詩人によるかろやかで心に響く長編小説、韓国ではネット連載で大人気!】
「わたしひとりの力で十分できます!」
両親がいない主人公ファヨルが野良猫を通じて少しずつ磨かれていく、ソウルの道端でおきた女の子の成長物語。

【著書:ファン・インスク(黄仁淑)】
1958 年、ソウル生まれ。
ソウル芸術大学文芸創作科卒。
198 4 年京郷新聞新春文芸に詩「私は猫に生まれたい」
が当選し、詩壇デビュー。
詩集に『鳥は空を自由に放ちて』(1988 )、
『悲しみが私を目覚めさせる』(199 0)、
『私の沈鬱な、大切な人よ』(1998 )、
『自明の散策』(2003)、
『リスボン行き夜行列車』(2007) など、
散文集に『私は孤独』(1997 )、『声の模様』(2006) などがある。
1999 年に東西文学賞、2004 年に金洙暎文学賞を受賞。
抑圧されることのない自由な魂や、現実との不和からくる幻滅を
猫というモチーフを通して描いた作品が多く、猫詩人として知られる。
実体験をもとにした『野良猫姫』は初の小説。

【訳者 : 生田美保】
1977 年、栃木県生まれ。
東京女子大学現代文化学部卒。
韓国ソウルの法律事務所で社内翻訳者として勤務する傍ら、
韓国放送通信大学にて韓国文学の研究を続けている。
『韓国・朝鮮の知を読む』(野間秀樹編、クオン刊、2014)の翻訳に参加。

(版元サイトより引用)

*おまけ*
店主竹田とライター田中による読書会の模様もあります。
https://note.com/cuon_cuon/m/m5fbb7f819184

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