100年残る本と本屋をめざして。
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<新刊>『「百年の孤独」を代わりに読む』著:友田とん
¥1,320
<新刊>『「百年の孤独」を代わりに読む』著:友田とん サイズ:A5、ソフトカバー 頁数: 価格:1200円+税 <概要> 著者の友田とん氏が、note上での連載していた「四年にわたりガルシア=マルケスの『百年の孤独』を読者の代わりに読む」に新たにを3章を書き下ろした全20章で構成された冊子。
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<新刊>『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』川本直
¥2,475
<新刊>『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』川本直 選考委員絶賛! 壮大なデビュー作にして、第73回読売文学賞(小説賞)受賞作 「ジュリアンは私で、私はジュリアンだった」 作風は優雅にして猥雑、生涯は華麗にしてスキャンダラス。 トルーマン・カポーティ、ゴア・ヴィダル、ノーマン・メイラーと並び称された、アメリカ文学史上に燦然と輝く小説家ジュリアン・バトラー。 その生涯は長きにわたって夥しい謎に包まれていた。 しかし、2017年、覆面作家アンソニー・アンダーソンによる回想録『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』が刊行され、遂にその実像が明らかになる――。 発売当初より、佐藤亜紀氏、高遠弘美氏、伏見憲明氏、富士川義之氏、柳下毅一郎氏が推薦! 朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞、毎日新聞、産経新聞、東京・中日新聞、北海道新聞、共同通信、新潮、群像、サンデー毎日、週刊新潮、週刊読書人、婦人公論、現代ビジネス、ONTOMO、TBSラジオetc.各メディアで絶賛。 もうひとつの20世紀アメリカ文学史を大胆不敵に描く壮大なデビュー長編小説にして、読売文学賞(小説賞)受賞作!
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<新刊>「フライデー・ブラック」著:ナナ・クワメ・アジェイ=ブレニヤー、訳:押野素子(刊行;駒草出版)
¥2,420
<新刊>「フライデー・ブラック」著:ナナ・クワメ・アジェイ=ブレニヤー、訳:押野素子(刊行;駒草出版) 価格:2200円 サイズ:四六判変形 <概要> ダークでバイオレント、シュールでどこかユーモラス……ブラック・シュールレアリズムの次世代を告げる圧倒的な筆力に括目せよ! 有名紙や各メディアがこぞって取り上げ、ロクサーヌ・ゲイやコルソン・ホワイトヘッド、ジョージ・ソーンダーズが称賛を送った規格外のアフリカ系アメリカ人作家、ナナ・クワメ・アジェイ=ブレニヤーの鮮烈なデビュー短編集の初邦訳! 『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラー・リストに初登場13位でランクインし、同紙のレビューでも激賞。『Vogue』『Elle』といったファッション誌や「ハフィントン・ポスト」「バズフィード」などのネットメディアでも取り上げられ、人気テレビショー「Late Night with Seth Meyers」に著者本人が出演するなど、新人としては異例の注目を集めた新進作家、ナナ・クワメ・アジェイ=ブレニヤー。そのデビュー短編集『フライデー・ブラック』の初の邦訳版(訳者はブラックカルチャーに縁の深い米国在住の翻訳者/ライターの押野素子氏)。 現代に生きるアフリカ系アメリカ人につきまとう暴力と理不尽さを描いて鮮烈な印象を残す「フィンケルスティーン5」、大量消費社会のグロテスクな姿をホラー的感覚でブラックユーモアたっぷりに描いた表題作 「フライデー・ブラック」などの短編、全12編を収録。 新人作家としては破格の注目を集め、一躍アメリカ文学界の最前線に立つ一人となったナナ・クワメ・アジェイ=ブレニヤー。その視線は、ローカルな日常から近未来的なディストピアを照射し、全人類に根源的な問いかけを挑む。 音楽の世界ならケンドリック・ラマー(ラッパー初のピュリッツアー賞受賞者)やチャイルディッシュ・ガンビーノ(2019年度のグラミー賞受賞者)、映画・テレビの世界ならばジョーダン・ピール(『ゲットアウト』『アス』)やドナルド・グローヴァー(テレビドラマ『アトランタ』。チャイルディッシュ・ガンビーノと同一人物)など、新世代のアフリカ系アメリカ人クリエイターたちの感覚と呼応する、アメリカ文学界からのパワフルでシニカルでスリリングな一撃。 「ブラック・ライヴス・マター」の過酷な現実に生きながら、日常SFともいえるようなシュールでストレンジな展開を生み出す想像力の豊かさやその筆力は、一度足を踏み入れた読者を引きずり込むような圧倒的な引力をもつ。 映像や音が浮かんでくるような臨場感のある物語体験と、根底に流れる強く深いメッセージ性を、身体で感じてください。 (版元サイトより)
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〈新刊〉『百年の孤独』著:ガブリエル・ガルシア=マルケス、訳:鼓直(刊行:新潮社)
¥3,080
SOLD OUT
〈新刊〉『百年の孤独』著:ガブリエル・ガルシア=マルケス、訳:鼓直(刊行:新潮社) サイズ:四六版、ハードカバー 価格:2800円 + 税 頁数:ページ 〈概要〉 蜃気楼の村マコンドの草創、隆盛、衰退、そして廃墟と化すまでのめくるめく百年を通じて、村の開拓者一族ブエンディア家の誰彼に受け継がれた孤独の運命は、絶望と希望、苦悩と悦楽、現実と幻想、死と生をことごとく呑み尽くし……。1967年に発表され、20世紀後半の世界文学を力強く牽引した怒濤の人間劇場が、今、再び幕を開ける。 (版元サイトより)
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<新刊>『わにの なみだは うそなき なみだ』アンドレ・フランソワ(版元:ロクリン社)
¥1,870
<新刊>『わにの なみだは うそなき なみだ』アンドレ・フランソワ(版元:ロクリン社) 頁数:p40 定価:1700円+税 フランスの名グラフィックデザイナー、アンドレ・フランソワのユニークで愛らしい絵本。 “ワニの涙"=“ウソ泣き" ワニはエサを食べる時などに涙を流すことがあります。 欧米では、昔からワニはずるい 生き物とされていたため、 その涙は獲物をだますためのものと考えられていました。 そのため、ウソ泣きをすることを「ワニの涙」と表現してきました。 本作は、そのワニの涙の起源(?)を描いたユーモラスな物語です。 横に細長い装丁も楽しい一冊。
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〈新刊〉『私と鰐と妹の部屋』大前粟生(書肆侃侃房)
¥1,540
〈新刊〉『私と鰐と妹の部屋』大前粟生(書肆侃侃房) 価格:1300+税 ページ:140 〈概要〉
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<新刊>『土 地球最後のナゾ 100億人を養う土壌を求め』藤井 一至(版元:光文社)
¥1,012
<新刊>『土 地球最後のナゾ 100億人を養う土壌を求め』藤井 一至(版元:光文社) 定価:920円+税 世界の土はたった12種類。しかし、毎日の食卓を支え、地球の未来を支えてくれる本当に「肥沃な土」はどこに?そもそも土とは一体何なのか?泥にまみれて地球を巡った研究者の汗と涙がにじむ、一綴りの宝の地図。
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〈新刊〉『平熱のまま、この世界に熱狂したいー「弱さ」を受け入れる日常革命』著:宮崎智之(サイン本あり)
¥1,650
〈新刊〉『平熱のまま、この世界に熱狂したいー「弱さ」を受け入れる日常革命』著:宮崎智之 サイズ:四六版 頁:232ページ ISBN:978-4344037168 価格:1500円+税 〈概要〉 不完全は優しさ。あきらめは許し。弱さは贅沢。自分が美しいと思うものを踏みにじらずに生きるために―。アルコール依存症、離婚を経て取り組んだ断酒。そして、手に入れた平熱の生活。退屈な日常は、いつでも刺激的な場へと変えられる。 <宮崎智之> 1982年、東京都出身。明治大学文学部を卒業後、地域紙記者、編集プロダクションなどを経てフリーライターに。著書に『モヤモヤするあの人 常識と非常識のあいだ』(幻冬舎文庫)、共著に『吉田健一ふたたび』(冨山房インターナショナル)などがある。共著は、「紀伊國屋じんぶん大賞2020」の14位に。TBSラジオ「文化系トークラジオLife」などメディアやイベントの出演も多数。 (版元サイトより引用)
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〈新刊〉『プルーストを読む生活』著:柿内正午(刊行:HAB)
¥3,245
〈新刊〉『プルーストを読む生活』著:柿内正午(刊行:HAB) タイトル『プルーストを読む生活』 著:柿内正午 装画:西淑 装丁・組版 中村圭佑+平本晴香(ampersands) 出版:エイチアンドエスカンパニー(H.A.B) 本体:2950円+税 判型:四六版(127☓188☓45mm) デザイン:並製・フォローバック製本 ISBN:9784990759643 Cコード:0095 〈概要〉 プルーストを読んでどうなるというのですか? プルーストを読んでいると楽しいです。 そんだけ! うっかり神保町で『失われた時を求めて』ちくま文庫版全10巻セットを買ってしまった。せっかく買ったので毎日読んでいる。せっかく読んでいるので、読みながら毎日ものを書くことにした。読書と、生活と、脱線の記録。いつもリュックにプルースト。毎日読んで、毎日書く。それだけを決めて、ほとんどプルーストではない本ばかり引用し、役にも立たなければ、読んだ端から忘れていくので物知りにもならない、ただ嬉しさだけがある読書日記。 解説:友田とん(代わりに読む人) <柿内正午> 1991年生まれ。会社員。 休日はお芝居をつくったり、価値のないものを愛でるユニット「零貨店アカミミ」としての細々とした活動を企てています。 noteにて、読書日記を毎日更新中。( https://note.mu/amokgoodish ) 夫婦で「家」づくりの試行錯誤の記録も書いてます。 (版元サイトより引用)
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<新刊>『伴走者』浅生鴨、講談社(サイン本)
¥748
<新刊>『伴走者』浅生鴨、講談社(サイン本) サイズ:文庫 ページ:336ページ 定価:680+税
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<新刊>『母影』尾崎世界観(版元:新潮社)
¥1,870
<新刊>『母影』尾崎世界観(版元:新潮社) 価格:1,300円+税 サイズ:四六判 ページ: 128ページ <概要> 主人公は小学校低学年の女の子。母子家庭で育った彼女は、学校に友達がおらず、放課後の時間をもっぱら母親の働くマッサージ店の空きベッドで過ごしている。カーテンの向こうでお客さんを施術して「直してあげる」母親は、昔は女性客の相手もしていたはずなのに、次第に店に来るのがおじさんばかりになってきて……。 <プロフィール> 尾崎世界観(おざき・せかいかん) 1984年11月9日、東京都生まれ。2001年結成のロックバンド「クリープハイプ」のヴォーカル・ギター。12年、アルバム『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』でメジャーデビュー。16年、初小説『祐介』(文藝春秋)を書き下ろしで刊行。他の著書に『苦汁100%』、『苦汁200%』(ともに文藝春秋)、『泣きたくなるほど嬉しい日々に』(KADOKAWA)。千早茜との共著に『犬も食わない』(新潮社)。対談集に『身のある話と、歯に詰まるワタシ』(朝日新聞出版)。
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〈新刊〉『小辞譚』著:加藤ジャンプ、木村衣有子、小林紀晴、小林恭二、澤西祐典、 三遊亭白鳥、中川大地、藤谷文子、藤谷治、文月悠光(刊行:猿江商會)
¥1,760
〈新刊〉『小辞譚』著:加藤ジャンプ、木村衣有子、小林紀晴、小林恭二、澤西祐典、 三遊亭白鳥、中川大地、藤谷文子、藤谷治、文月悠光(刊行:猿江商會) サイズ:四六変型判・上製 ページ:176 定価:1,600円+税 〈概要〉 加藤ジャンプ、木村衣有子、小林紀晴、小林恭二、澤西祐典、 三遊亭白鳥、中川大地、藤谷文子、藤谷治、文月悠光〔著〕 どこの家庭にでも一冊はあるような、なんの変哲もない辞書を題材とした掌編小説集。膨大な言葉の集積である辞書が織りなすさまざまな物語からは、積み重なった言葉と時間の重さと切なさがストレートに伝わってくるはず。'15年に休刊した豪華すぎるPR誌「辞書のほん」で発表された9つの作品に書き下ろし作品を加えた1冊です。 [ 収録作品一覧 ](収録順) ■文月悠光「制服の神さま」 ■澤西祐典「辞書に描かれたもの」 ■小林恭二「或る騒動」 ■中川大地「レキシカントは言霊生命の夢を見るか?」 ■三遊亭白鳥「無頼漢、直治伝。」 ■藤谷文子「引っ越し前」 ■木村衣有子「やきとりらしさ」 ■加藤ジャンプ「辞書ラブ」 ■小林紀晴「触れる」 ■藤谷 治「祖父のルーペ」 (版元サイトより引用)
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<新刊>『収容所のプルースト』ジョゼフ・チャプスキ(版元:共和国)
¥2,750
SOLD OUT
<新刊>『収容所のプルースト』ジョゼフ・チャプスキ(版元:共和国) 価格:2,500円+税 サイズ:四六変型判 ページ:228ページ <概要> 1939年のナチスとソ連による相次ぐポーランド侵攻。このときソ連の強制収容所に連行されたポーランド人画家のジョゼフ・チャプスキ(1896 - 1993)は、零下40度の極寒と厳しい監視のもと、プルースト『失われた時を求めて』の連続講義を開始する。その2年後にチャプスキは解放されるが、同房のほとんどが行方不明となるという歴史的事実の過程にあって、『失われた時を求めて』はどのように想起され、語られたのか? 現存するノートをもとに再現された魂の文学論にして、この長篇小説の未読者にも最適なガイドブック。 目次 編者による注記 ✶ 005 収容所のプルースト ✶ 011 後注 ✶ 106 ジョゼフ・チャプスキ略年譜 ✶ 137 ジョゼフ・チャプスキ著作一覧 ✶ 151 プルースト、わが救い 訳者解説にかえて 岩津航 ✶ 154 グリャーゾヴェツ・ノート ✶ 別丁
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〈新刊〉『世界書店紀行』
¥3,300
〈新刊〉『世界書店紀行』 サイズ:A5 頁: 価格:3000+税 〈概要〉 本の世界への旅を続ける韓国の出版人・金彦鎬の書店巡礼記。著者が選んだ、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの10カ国の22書店、古書の村、古書店街をカラー写真とともに紹介する。
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<新刊>『日日是製本2021』笠井瑠美子、十七時退勤社
¥1,100
<新刊>『日日是製本2021』笠井瑠美子、十七時退勤社 サイズ:文庫サイズ(手製本) 頁数:72 価格:1000円+税 <概要> 製本会社に勤める著者の2021年の日々が書かれている。
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<新刊・ZINE>『たどり着いた夏』橋本亮二、十七時退勤社
¥1,210
<新刊・ZINE>『たどり着いた夏』橋本亮二、十七時退勤社 価格:1100円+税 サイズ:A5 ページ:114
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〈新刊〉『世界のすべての朝は』著:パスカル・キニャール 、(翻訳)高橋 啓、 (イラスト)手嶋 勇気 (伽鹿舎QUINOAZ)
¥1,018
〈新刊〉『世界のすべての朝は』著:パスカル・キニャール 、(翻訳)高橋 啓、 (イラスト)手嶋 勇気 (伽鹿舎QUINOAZ) サイズ:文庫 頁:212ページ 価格:¥926+税 〈概要〉 妻を喪った老音楽家。狂おしいばかりの妻への愛と、崇高なまでの『音楽』への道。若き弟子と間の軋み、その弟子のもたらした娘たちへの激しい翻弄。老音楽家の紡ぐ言葉にならぬ音は亡き妻を招く。キニャールのペンが紡ぐささやかで細やかな、雑駁で時に卑小で、しかしどこまでも美しいディティールに満ちた世界。 著者等紹介 キニャール,パスカル[キニャール,パスカル] [Quignard,Pascal] 1948年生まれ。音楽家・作家。代表作に「音楽への憎しみ」「ローマのテラス」「さまよえる影」など。ゴンクール賞、アンドレ・ジッド賞受賞。映画化された作品もある。現代フランス文学を代表する作家
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〈新刊〉『世界は半分になった(3)』著:くれよんカンパニー(小学館)
¥650
〈新刊〉『世界は半分になった(3)』著:くれよんカンパニー(小学館) サイズ:B6 価格:650円(税込) 〈概要〉 愛を貫き続ける男の家族再生物語! 村にそびえる観音様に慈悲を乞うためか…… この村に住む人は皆、 最愛の人を不慮の事故で失った過去を抱える者たちの集まりだった。 行方不明の妻・陽子は一体に何に巻き込まれたのか…… 日常の背後や笑顔の裏側に潜む狂気に光を当てる時が来た。 衝撃のクライマックス!! (版元サイトより引用)
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<新刊>『君の大声を聞いたことがない (3) 』著:くれよんカンパニー(版元:小学館)
¥650
<新刊>『君の大声を聞いたことがない (3) 』著:くれよんカンパニー(版元:小学館) サイズ:B6 価格:591+税 当店のブックカバーの絵を描いてくれたくれよんカンパニーさんの新刊です。 サイン本もご用意あります。 <概要> 君の大声を届ける時が来た!完結!! 超絶ローテンポな人生を送る超絶地味OL・高橋かすみ30歳。 偶然にも劇団『オカピの頭』主宰の作井望に声を掛けられるが、 役者としてではなく単なるお手伝いとしてだった…… 「舞台に立ちたい」 「自分自身もキラキラと輝きたい」 夢が膨らむのをとめられない高橋かすみ。 演技力を磨くためにはひたすら実践あるのみと考え、 家族代行サービスで働きはじめる。 けれども、演劇からどんどん遠ざかっていく毎日…… ピカピカに磨かれていくのは、 舞台で演じたいという気持ちばかりだった……
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〈新刊〉『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』著:若林正恭
¥792
〈新刊〉『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』著:若林正恭 サイズ:文庫 ページ:208 価格:720円+税 〈概要〉 第3回斎藤茂太賞受賞! 選考委員の椎名誠氏に「新しい旅文学の誕生」と絶賛された名作紀行文。 飛行機の空席は残り1席――芸人として多忙を極める著者は、5日間の夏休み、何かに背中を押されるように一人キューバへと旅立った。クラシックカーの排ガス、革命、ヘミングウェイ、青いカリブ海……「日本と逆のシステム」の国の風景と、そこに生きる人々との交流に心ほぐされた頃、隠された旅の目的が明らかに――落涙必至のベストセラー紀行文。特別書下ろし3編「モンゴル」「アイスランド」「コロナ後の東京」収録。解説・Creepy Nuts DJ松永 いざキューバへ! ぼくは今から5日間だけ、 灰色の街と無関係になる。 ロングセラー傑作紀行文 書下ろし新章 モンゴル/アイスランド/コロナ後の東京 俺は誓いました。 あなたのように 生々しく生きていこうと。 (Creepy Nuts DJ松永「解説」より) 担当編集者より 著者は大人気お笑い芸人、オードリーの若林正恭さん。その若林さんの傑作紀行文が、満を持しての文庫化です。旅先は、キューバ、モンゴル、アイスランドという、非常に珍しい3カ国。自らを「めんどくさい人」と称し、旅先で見たものや人々との交流と、「灰色の街」と呼ぶ東京での競争・消費生活とを、一つ一つ比較して点検していき、生きづらさの正体を見極めようとする若林さん。その文章には確かな思考の重みがあり、読者の価値観を揺さぶることでしょう。シンプルながら丁寧な文章を読むにつけ、若林さんは「めんどくさい人」なんかじゃない、「とても誠実な人」だと、強く感じます。(担当K.N) (版元サイトより引用)
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<新刊>『芝木好子小説集 新しい日々』芝木好子(書肆汽水域)
¥2,200
<新刊>『芝木好子小説集 新しい日々』芝木好子(書肆汽水域) *装丁が4種類あります。 『芝木好子小説集 新しい日々』 著 者 芝木 好子 価 格 ¥2,000+税 ISBN 9784990889951 発売日 2021年8月25日 判 型 上製、スリーブケース入り 頁 数 272頁 収録作品(底本一覧) 新しい日々 『女の庭』 集英社文庫 1986年 脚光 『別れの曲』 集英社文庫 1991年 白萩 『紫の山』 講談社文庫 1988年 晩秋 『紫の山』 講談社文庫 1988年 冬の梅 『冬の梅』 新潮文庫 1994年 遠い青春 『女の庭』 集英社文庫 1986年 老妓の涙 『花霞』 集英社文庫 1989年 十九歳 『冬の梅』 新潮文庫 1994年 著者プロフィール 芝木 好子(しばき よしこ) 1914年東京都生まれ。1941年に『青果の市』で第14回芥川龍之介賞を受賞する。 代表作に『湯葉』『隅田川』『丸の内八号館』の自伝三部作や、『洲崎パラダイス』『青磁砧』『隅田川暮色』『雪舞い』などがある。
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<新刊>『一千一ギガ物語』藤井青銅(猿江商會)
¥1,650
<新刊>『一千一ギガ物語』藤井青銅(猿江商會) 判型:四六変型判 ページ:208頁 <概要> ある夜、オンライン学習システムから配信されてきた一篇の「ショートショート」。意味深な寓話から、奇妙奇天烈なとんち話、息もつかせぬドタバタコメディまで。一晩に一話づつ配信されてくる物語を読み進めていったひとりの少女は、次第に物語の世界に引き込まれ、ついには驚きの結末に…。 現実と虚構が錯綜する摩訶不思議な28篇の小さな物語を、第一回星新一ショートショートコンテスト入賞者の著者が軽やかに描き出した〝令和のアラビアンナイト〟。 (版元サイトより引用) <目次> 【一週目】 ジグソーパズル ただものではない輝き キヌタ 山賊の湖 メロディ マラソンメン SOS 【二週目】 商売繫盛屋 五人目の男 コスモスの丘 天ぷら 雪男 寒い日の二人 春風のドレス 【三週目】 世界で一番美しい虹の話 ハルマゲドン顚末記 パラレルの二人 イチゴジャム そっくり 主人公 石油をわが手に 【四週目】 リトマス入社試験 白い小さな雲 顔なじみの二人 眠れぬ夜 ネクタイ 占い 瑠璃色の蝶 <著者プロフィール> 藤井青銅 (フジイセイドウ) (著/文) 23歳の時、第1回「星新一ショートショート・コンテスト」入賞を機に作家・脚本家・放送作家としての活動に入る。ライトノベルの源流とも呼ばれる『死人にシナチク』シリーズなどの小説のほか、数百本のラジオドラマを執筆。「バーチャル・アイドル」芳賀ゆいの仕掛けや、腹話術師・いっこく堂のプロデュースを手掛けるなど、メディアでの活動は多岐にわたる。最近では、落語家・柳家花緑に47都道府県のご当地新作落語を提供している。 <当店で行われた発売記念イベント冒頭無料配信中> https://t.co/8cRKc1fPki?amp=1
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<新刊>『うろん紀行』著:わかしょ文庫(版元:代わりに読む人)
¥2,420
<新刊>『うろん紀行』著:わかしょ文庫(代わりに読む人) サイズ:四六版、上製本 頁 数:203ページ 定価:2200円+税 〈概要〉 人はなぜ小説を書くのだろう。 なぜ小説を読むのだろう。 決して同じ場所にたどり着くことはできないのに。 〝平和島のブローティガン〟 わかしょ文庫による《小説を読む物語》 笙野頼子『タイムスリップ・コンビナート』を読みながら海芝浦へ向かい、後藤明生『挾み撃ち』の足跡をたどり、巨大スーパーCOSTCOの喧 の中で大江健三郎『万延元年のフットボール』を読もうとする。著者は一見ふざけているようだ。しかし、実際彼女は不安に襲われながら読み訪ね、そして書く。本書はとても切実で危なっかしい《小説を読む物語》だ。うろんな物語を読み終えたとき、読者もまたこの社会での生き方を模索しはじめているだろう。日常の生きづらさが綴られた自主制作エッセイ『ランバダ』の著者がその硬質で端正な文体を余すことなく発揮した好評WEB連載に書き下ろしを加えて書籍化した商業出版第1作。 [本書で取り上げた作品と場所] ◎笙野頼子『タイムスリップ・コンビナート』〔海芝浦〕◎永井荷風『濹東綺譚』〔東向島 ◎古川日出男『ベルカ、吠えないのか』〔犬吠〕◎後藤明生『挾み撃ち』〔蕨、上野、亀戸、御茶ノ水〕◎太宰治『富嶽百景』〔河口湖〕◎高橋源一郎『さようなら、ギャングたち』〔金沢文庫〕◎宮沢賢治『銀河鉄道の夜』〔馬喰町〕◎尾崎翠『第七官界彷徨』〔池上〕◎大江健三郎『万延元年のフットボール』〔産業道路〕◎牧野信一『ゼーロン』〔高輪ゲートウェイ〕◎ポール・オースター『ムーン・パレス』、ベン・ラーナー『10:04』、スコット・フィッツジェラルド『グレート・ギャッツビー』〔ニューヨーク〕◎猫田道子『うわさのベーコン』、ボルヘス『バベルの図書館』、夏目漱石『夢十夜』〔???〕◎小森健太朗『大相撲殺人事件』〔両国〕◎藤子不二雄Ⓐ『まんが道』〔落合南長崎〕◎トム・ジョーンズ『ロケットファイア・レッド』〔大井町〕他 ■目次 第一章 海芝浦 第二章 東向島 第三章 犬吠 第四章 蕨、上野、亀戸、御茶ノ水 第五章 河口湖 第六章 金沢文庫 第七章 馬喰町 第八章 池上 第九章 産業道路 第十章 高輪ゲートウェイ 第十一章 ニューヨーク 第十二章 ??? 第十三章 両国 第十四章 落合南長崎 第十五章 大井町 あとがき (版元サイトより)
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<新刊>『六にんの男たち - なぜ戦争をするのか?』デーヴィド・マッキー
¥1,320
<新刊>『六にんの男たち - なぜ戦争をするのか?』デーヴィド・マッキー サイズ: ページ: 定価:1200+税 <概要> 平和を望みながらも、富を求めて戦争への道を歩んでしまう人間の姿を、ユーモアとペーソスをこめて描く。大人も見てほしい絵本。 (版元サイトより引用)