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【新刊】『ウィッチンケアVol.14』
¥1,980
サイズ:A5 ページ:248 【もくじ】 008 谷亜ヒロコ/フィジカルなき今 012 鶴見 済/植物実験をしていた頃 018 古賀及子/えり子さんの失踪 024 木村重樹/〝ほどほど〟のススメ/あるいは/続「本当は優しい鬼畜系」の話 030 オルタナ旧市街/長い長いお医者さんの話 034 我妻俊樹/ホラーナ 040 トミヤマユキコ/人体実験み 044 九龍ジョー/ウルフ・オブ・丸の内ストリート 052 内山結愛/散歩、あるいはラジオ 056 長谷川町蔵/チーズバーガー・イン・パラダイス 062 小川たまか/桐島聡のPERFECT DAYS 068 コメカ/工場 074 星野文月/友だちの尻尾 080 武田砂鉄/クリーク・ホールディングス 漆原良彦CEOインタビュー 086 絶対に終電を逃さない女/二番目の口約束 092 武田 徹/立花隆の詩 098 3月クララ/ゼロ 104 加藤一陽/俺ライヴズマター、ちょっとしたパレーシア 108 木俣 冬/アナタノコエ 112 稲葉将樹/人工楽園としての音楽アルバム ~ドナルド・フェイゲンとケニー・ヴァンス~ 118 武塙麻衣子/かまいたち 124 多田洋一/優しい巨人と美味しいパン屋のころ 134 宇野津暢子/休刊の理由~「港町かもめ通信」編集長インタビュー 140 中野 純/うるさいがうるさい 144 すずめ 園/まぼろし吟行 150 仲俣暁生/そっちはどうだい? 156 藤森陽子/富士の彼方に 162 武藤 充/街の行く末 166 朝井麻由美/裂けるチーズみたいに 170 宮崎智之/人生の「寂しさ」について 176 野村佑香/地中海の詩 182 柳瀬博一/湧水と緑地と生物多様性 ~「カワセミ都市トーキョー」の基盤~ 188 吉田亮人/そこに立つ 192 美馬亜貴子/拈華微笑 ~Nengemisho~ 198 久禮亮太/フラヌール書店一年目の日々 204 かとうちあき/A Bath of One’s Own 208 清水伸宏/業務用エレベーター 214 ふくだりょうこ/にんげん図鑑 220 荻原魚雷/妙正寺川 224 蜂本みさ/おれと大阪とバイツアート 230 東間 嶺/嗤いとジェノサイド 236 久保憲司/吾輩の名前はチャットGTPである 242 参加者のVOICE 247 バックナンバー紹介 《2010年4月創刊の文芸創作誌「ウィッチンケア(Witchenkare)は今号で第14号となります。発行人・多田洋一が「ぜひこの人に」と寄稿依頼した、42名の書き下ろし作品が掲載されています。書き手にとって、小誌はつねに新しい創作のきっかけとなる「試し」の場。多彩な分野で活躍する人の「いま書いてみたいこと」を1冊の本に纏めました。》
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【新刊】『『パラサイト 半地下の家族』を見る七つの視線』アジアの美探検隊・廣岡孝弥
¥2,200
四六変型判/224ページ 研究者グループ「アジアの美探検隊」が、映画『パラサイト 半地下の家族』を美術史・建築美学・人類学・映画学・文学といったさまざまなアプローチで分析した一冊。 ともすれば韓国の観客だけが理解できる「土着性」の強い作品に思える『パラサイト』だが、現実の再現プロセスを通じて世界中の人々が共鳴して感動し、カタルシスを感じられる作品として誕生した。 この映画に秘められた再現の力を分析することにより、韓国の、ひいてはアジアの美を理解するための、新たな視座を見出すことができる。
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<グッズ>『モノとイトナミ』(特別協力 国立民族学博物館)*日めくりカレンダー
¥3,960
モノとイトナミ 人びとの暮らしから生まれた様々なモノ。 厳選された写真と、世界各地をフィールドとする 17名の専門家による解説。 毎日一つのモノをとおして、世界を旅してみませんか。 [特別協力 国立民族学博物館] 万年カレンダーですので、いつからでも、 いつまでもお使いいただけます。 <編者> 八木 百合子 国立民族学博物館。文化人類学、ラテンアメリカ地域研究。 <執筆者> (本文執筆者記号のアルファベット順) 福内 千絵 大阪芸術大学。民族芸術学、美術史研究 古川 不可知 九州大学。文化人類学、ヒマラヤ地域研究 古沢 ゆりあ 滋賀県立美術館。美術史、文化人類学 二ツ山 達朗 香川大学。文化人類学、中東地域研究 神野 知恵 国立民族学博物館。民族音楽学 小西 賢吾 金沢星稜大学。文化人類学、チベット地域研究 笠井 みぎわ la chiave blue店主。文化人類学、イタリアの刺繍文化研究 野上 恵美 神戸大学。文化人類学、在日ベトナム人研究 中川 千草 龍谷大学。社会学、地域研究 長嶺 亮子 沖縄県立芸術大学附属研究所ほか。民族音楽学、中国と台湾の音楽文化 丹羽 朋子 国際ファッション専門職大学。文化人類学 緒方 しらべ 京都精華大学。文化人類学、アフリカ地域研究 大石 侑香 神戸大学。社会人類学、北極地域研究 大澤 由実 青山学院大学。民族植物学、食の人類学 田村 うらら 金沢大学。モノ研究、経済人類学、トルコ研究 鳥谷 武史 金沢大学。日本中近世宗教文化史 (2021年4月30日現在)
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【新刊】『源氏手帖』長谷川春子(共和国)
¥2,970
「戦時下の様々の統制がいくら厳しくなつても、画家の心は少しも貧困にはならないものだ。」 初期の奔放なイラストやエッセイを収録した『踊る女と八重桃の花』(小社刊)につづく作品集、第2弾。 戦時下アジアの女性たちの姿から、舌鋒鋭い戦後の戯画漫文。さらに畢生の連作「源氏手帖」まで、めくるめく長谷川春子の世界を、カラー図版や新発見の原稿・画稿も紹介しながら展開します。 第1部は、戦時下の満洲、中国、ベトナムなどアジア各地で生きる女性たちの姿。第2部は、映画評からSFまで、銃後で執筆された散文集。第3部は、ますます毒舌が冴えわたる戦後のエッセイ集。第4部は、グラフ誌に連載されたまま埋もれていた「源氏手帖」(計18回)をオールカラーで単行本初収録。ほかに16ページのカラー口絵と詳細な解説を附す。
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【新刊】『カフカ素描集』著者 フランツ・カフカ
¥14,300
A4変形/344ページ 〈カフカの遺品のうち、まさに素描のほとんどが含まれている部分が、何十年にもわたってまったく手の届かない状態に置かれていた。そのひと束の紙が、カフカの創作の最後の偉大な未知数であったと言っても、決して過言ではない。〉 ――「前書き」より チューリッヒの金庫に保管されていた160点余の素描。2019年、没後百年を目前にしてようやく姿をあらわした、もうひとりの、画家カフカ。実物大、オールカラーで収録。 10年余におよぶ係争の末、2019年に公表され、世界的な話題となったカフカの素描群。その全てを初めて出版。 全素描に加え、関連する資料図版・詳細な解説を付し、絵を描くことに熱を上げていた当時のカフカを浮かび上がらせる。 ユダヤ文学研究者アンドレアス・キルヒャーによる詳細な学術的解説。 哲学者ジュディス・バトラーによる独創的な論考。 芸術家パーヴェル・シュミットによる全作品目録。
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【新刊】『カフカの日記』著者 フランツ・カフカ、編者 マックス・ブロート
¥5,500
SOLD OUT
四六版/570頁 〈日記を読んで心を動かされる。これは今のぼくに、もはや少しの確信もないせいだろうか? あらゆるものがぼくには仮構であるように見える。他人のどんな言葉も、ぼくがたまたま見たどんな光景も、ぼくのなかのすべてのものを、忘れていたものやまったく無意味なものですら、別な方向へ転がしてしまう。ぼくは前にそうだったよりも確信がなく、ただ生命の力だけを感じている。そしてぼくは意味もなく空っぽだ。ぼくは本当に、夜、しかも山のなかで迷ってる羊か、もしくはその羊のあとを追いかける羊のようなものだ。こんなに見捨てられていながら、それを嘆き悲しむ力を持っていないのだ〉(1913年11月19日) カフカの研ぎ澄まされた五感が捉えた日常、それを受けとめるカフカの心の世界。書くことへの思い、フェリーツェはじめ女性への苦悩、父との葛藤、不眠の苦しみ、ユダヤ人社会のこと、詳細な夢の描写、さまざまな創作スケッチ… そのすべてはカフカの文学に連なり、それ自体が文学になっている。 新潮社版『決定版カフカ全集』(全12巻)の第7巻(1992)を底本に、日記文学の金字塔を、カフカ没後100年の2024年、新たに世におくる。
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【本を使って遊ぶコミュニケーションゲーム】「ゴーストライターの気持ち」(作:川崎晋)
¥2,200
「ワードウルフ」の川崎晋さんと双子のライオン堂がコラボして、本を使ったコミニュケーションゲームを作りました!! *** 読者を騙す名文を考えろ!「ゴーストライターの気持ち」 このゲームは、本を使って遊ぶコミニュケーションゲームです。 自分たちの好きな小説やエッセイ、詩歌などから穴あき問題を作って、本当の作家の言葉はどれなのかを当てるゲームです。 本物の作家の答えはどこれか。ゴーストライターの作った駄文はどれなのか。見極めてください! *** プレイ時間:15〜30分 プレイ人数:3〜7人 定価:2000円+税 ゲームデザイン:川崎晋 イラスト:くれよんカンパニー アートワーク:中村圭佑 プロデュース:田中佳祐 【どんなゲーム?】 実際の本から一文を選び、穴あきクイズを作ります。 ゴーストライターは、本当の作家だと思われるような素晴らしい文章を考えて、読者を騙して選ばれるようにします。 編集者は、名文でもないし駄文でもないほどよい文章を考えて、読者から選ばれないようにします。 読者たちは、複数の回答から本物の作家が作った名文を見つけ出さなければいけません。 【ゲームの流れ】 1)出題好きな本やゲームに付属の出題カードを使って、文章の一部を隠した穴あきクイズを作ります。 2)選択肢の記入出題者は「ゴーストライター」と「編集者」にこっそりと正解を伝えます。 「ゴーストライター」は、「もともとの本に書いてあった正解」と思ってもらえるような言葉を考えます。 「編集者」は、読者に「名作」にも「駄作」にも選ばれないようなほどよい文章になるように言葉を考えます。その後、出題者にそれぞれの回答を渡します。 3)投票出題者が書き直した3つの選択肢を見て、本物の作家が書いた一文を当てます。 正解だと思った言葉に「名作」チップを、ゴーストライターの書いた言葉だと思ったものに「駄作」チップをおきます。 「読者」は、制限時間内に文章の空欄に当てはまる「正解」となる言葉がどれかを考えます。 自分が「正解」だと思った選択肢に「名作」、これだけは正解ではないと思った選択肢に「駄作」チップを置きます。 4)結果発表 最後に正解を発表して、それぞれが正解していれば得点を得ます。ゴーストライターは読者を騙し「名作」チップを置いてもらえると得点です。編集者は「名作」「駄文」チップ、どちらかを置かれてしまっていると失点となります。 【ポイント】 ・世の中にあるすべての本から出題できるので一生遊べる! ・本が好きな友人と集まって、おすすめの本を紹介しながら遊んだら、盛り上がること間違いなし! ・ゴーストライターは本物の名文を凌ぐ名文を生み出して作家デビューなんてことも!? 【商品情報】 価格:¥2200円(消費税10%込) 発売元:双子のライオン堂 箱サイズ:140×90×25mm 【内容物】 役割カード(7枚):「作家」/1枚、「ゴーストライター」/1枚、「編集者」/1枚、「読者」/4枚 メモパッド(1冊[100枚つづり]):出題用、選択肢記入用、得点記入用と様々な用途に使います。 投票チップ(8枚):「名作」/4枚、「駄作」/4枚 出題カード(7枚):出題に慣れていない初プレイ時や、手元に本がないときは、こちらの問題を使ってください。 ※他に用意するもの:タイマー
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〈新刊・セット〉『世界の終わりの魔法使い 完全版1〜6』著:西島大介(駒草出版)
¥10,670
〈新刊・セット〉『世界の終わりの魔法使い 完全版1〜6』著:西島大介(駒草出版) サイズ:A5判 全6巻のセットです。 スペシャルセットは、小口全体にサインがあります。 *写真2枚目です。 *絵柄は全セット違います。選べません。
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<新刊>『電子と暮らし』著:西島大介(刊行:双子のライオン堂)*サイン本あり
¥2,090
<新刊>『電子と暮らし』著:西島大介(刊行:双子のライオン堂)*サイン本あり *新しく帯がつきました! 書名:『電子と暮らし』 著者:西島大介 解説:飯田一史 判型:四六判変形 価格:1900円+税 頁数:336ページ ISBN:9784910144030 デザイン:オガワデザイン 小川純 刊行:双子のライオン堂 出版部 発売日:2020年12月16日(紙の日) <概要> 紆余曲折を経て、長い間連載していた『ディエンビエンフー』を完結させて漫画家西島大介が新たに挑むのは、電子書籍の世界。 きっかけは、海外からの1通のメール。 自分が家族に残せるのは漫画以外何もないと思っていたが、いやいや“漫画”があるじゃないか!と気がつき、これからの暮らしを見据えるために、ひとり奮闘する。 これまでも、数々の漫画以外の仕事を越境してきた著者が、さらなる新境地開拓へ。 新しい日常から見えてきたものは? ■ 漫画家西島大介さん初の全編文章のみの単行本!(FANBOX内の同名連載を加筆修正しました) 巻末に、飯田一史さんによる解説「「オルタナマンガ家の生活」史」を収録!
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【新刊】『社会学入門・中級編』稲葉振一郎
¥2,090
社会学はどこまで行けるのか?―因果推論から質的社会調査まで、現在の社会学の方法を社会科学の潮流のなかに位置づけ、AIを用いた統計的機械学習の可能性をも射程に、学問の針路をうらなう。 目次 第1章 なぜ因果推論なのか? 第2章 社会学における「質的調査」と「量的調査」 第3章 「社会変動の一般理論」から「質的社会調査」へ 第4章 媒介項としての「合理的主体性」 第5章 対面的・コミュニカティヴな質的社会調査の意味 第6章 人工知能による社会(科)学? 第7章 エピローグ―社会学の道を歩むには
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【新刊】『社会倫理学講義』稲葉振一郎
¥2,090
倫理学は哲学の一分野として探究されてきた。それは文明の発展や社会の変動とともに深化を余儀なくされた思考の蓄積でもある。ロボットやAIが人間と一緒に暮らす世界が迫り、環境破壊が動物の権利を問う時代、社会とは、そして人間とはいったいどのようなものか。 目次 倫理学とは何か?―どのようなことが論じられるのか? 規範倫理学1 功利主義 規範倫理学2 権利論 規範倫理学3 徳倫理学 メタ倫理学1 表出主義 メタ倫理学2 実在論 メタ倫理学3 錯誤説と逆転説 現代倫理学のコンテクスト 政治哲学 応用倫理学1 生命医療倫理学 応用倫理学2 環境倫理学 応用倫理学3 動物倫理学 応用倫理学4 AI倫理学 人間とはどのようなものか?
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【新刊】『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』川本直
¥2,475
「ジュリアンは私で、私はジュリアンだった」 作風は優雅にして猥雑、生涯は華麗にしてスキャンダラス。 トルーマン・カポーティ、ゴア・ヴィダル、ノーマン・メイラーと並び称された、アメリカ文学史上に燦然と輝く小説家ジュリアン・バトラー。 その生涯は長きにわたって夥しい謎に包まれていた。 しかし、2017年、覆面作家アンソニー・アンダーソンによる回想録『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』が刊行され、遂にその実像が明らかになる――。 発売当初より、佐藤亜紀氏、高遠弘美氏、伏見憲明氏、富士川義之氏、柳下毅一郎氏が推薦! 朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞、毎日新聞、産経新聞、東京・中日新聞、北海道新聞、共同通信、新潮、群像、サンデー毎日、週刊新潮、週刊読書人、婦人公論、現代ビジネス、ONTOMO、TBSラジオetc.各メディアで絶賛。 もうひとつの20世紀アメリカ文学史を大胆不敵に描く壮大なデビュー長編小説にして、読売文学賞(小説賞)受賞作!
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【新刊】『十五光年より遠くない』新馬場新(サイン本)
¥946
四六判/414頁 文明が停止した夜。二人だけの任務が始まる 2025年。 人類観測史上最大規模の太陽フレアが発生、突然の磁気嵐が地球を襲った。 その影響で起こった大規模停電により、日本は通信、インフラがストップする異常事態に陥る。 その日、東京・渋谷で偶然初恋の女性・水星と再会した元自衛官の陸は、水星の妹・金星から大規模停電の理由と、「ある事実」を知らされる。 文明が停止し、パニックに陥る東京ーーそんな状況下で、かつての想い人の命と、東京に危機が迫っていた。 自身の姉の命の為にもじっとはしていられない金星と、自らできることは何があるのか迷う陸。 情報、交通手段、手助けなし。 出会ったばかりの金星と陸、たった二人の任務が始まった。
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【新刊】『沈没船で眠りたい』新馬場新(サイン本)
¥1,925
四六判/328頁 加速度的に発展するAIによって、人間の就く職が減少することを憂いた人々が機械の打ち壊し運動を起こす最中、首謀者と関わりを持つ一人の女子学生が機械を抱いて海に飛び込んだ。彼女はなぜ、機械と心中まがいの行動に至ったのか――? 絶えず変化していく世界を、その中に生きる人間を、変わらずに愛することが出来るかを問う、慟哭のシスターフッドSF!
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【新刊】『サンダー・キャッツの発酵教室』サンダー・エリックス・キャッツ、訳・和田侑子、谷奈緒子(ferment books)
¥1,760
B6判ソフトカバー/141ページ アメリカ発酵カルチャーのリーダーであり、ジェームズ・ビアード賞(料理界のアカデミー賞)受賞者でもあるサンダー・エリックス・キャッツが、ポーランドのZINE専門出版社「マイクロズム・パブリッシング」からリリースした歴史的ZINEの日本語版、ついに登場。 名著『発酵の技法』『天然発酵の世界』の原点!(書籍背面の案内文より)
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【新刊】『北の想像力《北海道文学》と《北海道SF》をめぐる思索の旅』編:岡和田晃/寿郎社
¥8,250
単行本(大型)/782ページ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 「沈淪する≪文芸批評≫への エールもしくは挑戦状」 「文学」には基本的に手を出さないはずの寿郎社だったが、出すことにした。手を出すというより、札幌から中央「文壇」に殴り込みをかけると言ったほうがいいのかもしれない。それも、力がありながらも書く場の少ないSF評論家たちが中心となって著わした、「北海道」と「SF」を結びつけた文芸評論集、というきわめてマイナーな弾(タマ)で。(偶然だが数日前の朝日新聞メディア欄にも日本の停滞するSF界を揶揄するような記事が出ていた。SFは売れないと。) だが勝算はある。けっして無謀な闘いではない。 なぜなら、この批評集に載っている論評はいずれも「北海道文学」と「北海道SF」(映画やアニメ・音楽・ソフトウエア・アイヌ叙事詩を含む)を「日本文学」の枠組みで論じたものではなく、そこをすっとばして最初から「世界文学」「辺境文学」という土俵のうえで、旧来のSF(サイエンス・フィクション≒空想科学小説)的とらえ方に加え、近年のより先進的・本質的なSF(スペキュレイティヴ・フィクション≒思弁小説)的思考を極限までもちいて、北海道にかかわる文芸作品を新たな視点から論じ直したものばかりだからだ。 たとえば、SFデビュー作家初の芥川賞の受賞で話題となった札幌出身の円城塔氏の作品世界は、賞を与えた選考委員たちでさえ正確にその構造をとらえきれなかった。その作品が今年アメリカのSF賞を受賞したことからもわかるように、円城作品を理解しようとすれば、それは日本文学としてではなく世界文学あるいはSF(思弁)文学として読み解かれなければならない。要するに円城作品は「(日本の狭い)仲間内の文学」ではなく「本質的な文学」だったということだ。 本書『北の想像力』の第3部(「北の想像力」と科学)に登場する渡邊利道氏の論考は、そのような円城作品を純粋科学をもちいて――つまり数式なども駆使しながら――正確に読み解いた、おそらく世界初の「円城塔論」である。執筆者である渡邊氏は、中学卒業後、肉体労働に従事しながら全国を放浪し、近年は腎臓移植手術を受けた一級の身障者で、現在はポルノ小説や漫画原作で糊口をしのぐ異色の文芸批評家だ。本書の編者である岡和田晃氏の呼びかけに応じて鋭利な刃物のような論評を書いてくれた。本論を読めば、大学文学部の研究室で惰眠をむさぼる“文芸評論家”たちは椅子から転げ落ち、“書評家”の肩書で安直なブックガイドを書いて小銭を稼ぐライターたちは小便をちびるだろう。 本書にはそんな渡邊氏の論考以外に、19人の批評家たちによる50~150枚のクオリティの高い書き下ろし評論が収録されている。一年以上をかけてそんな猛者たちの熱の入った原稿を編者としてまとめあげてくれた上富良野町出身33歳の気鋭の批評家・岡和田晃氏には出版者として感謝のことばもないが、今回の仕事を通じて「文学に手を出す寿郎社」としての明確な理由を獲得したので、それを記して感謝のことばに代えておきたい。 「文芸評論は面白い!」 (寿郎社サイトより)
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【新刊】『鯉姫婚姻譚』藍銅ツバメ(サイン本)
¥1,760
四六判/231頁 若隠居した大店の跡取り息子・孫一郎は、人魚のおたつに求婚されてしまう。諦めさせるためにも、おたつにねだられるままに御伽話を語る孫一郎だったが、次第にその心は変化していく。しかし、人魚と人間がともに暮らせる未来があるわけでもなく…。生きる理の違う美しき人魚と、半人前な青年が築いた愛と幸せの形。日本ファンタジーノベル大賞2021大賞受賞作。
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【新刊】『R´eunion―麻宮騎亜画集』麻宮騎亜(サイン本)
¥4,400
A4判/288頁 画業35周年記念!! 漫画家・麻宮騎亜が35年間で描いた渾身の画稿281点を収録した完全保存版! 『サイレントメビウス』『彼女のカレラ』『快傑蒸気探偵団』『遊撃宇宙戦艦ナデシコ』『Compiler(コンパイラ)』『太陽系SF冒険大全 スペオペ!』などで知られる、漫画家、イラストレーター、アニメーターである麻宮騎亜の画業35年を記念したファン待望の画集。代表作である作品の装画や扉絵を中心に281点の多彩な絵を全288ページに詰め込んだ一冊。 内容説明 漫画家・麻宮騎亜が35年間で描いた渾身の画稿281点を収録した完全保存版!!キャラクターやメカ、戦艦、背景まで!麻宮騎亜が描く多彩な絵の魅力を全288ページに詰め込んだ一冊!! 目次 サイレントメビウス メビウスクライン 快傑蒸気探偵団 神星記ヴァグランツ Compiler アセンブラ0X 遊撃宇宙戦艦ナデシコ 聖獣伝承ダークエンジェル コレクター・ユイ 彼女のカレラ―My Favorite Carrera〔ほか〕
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【新刊】『きみは雪をみることができない』人間六度(サイン本・おまけ付)
¥737
文庫判ソフトカバー/336ページ ある夏の夜、文学部一年の埋夏樹は、芸術学部に通う岩戸優紀と出会い恋に落ちる。いくつもの夜を共にする二人。だが彼女は「きみには幸せになってほしい。早くかわいい彼女ができるといいなぁ」と言い残し彼の前から姿を消す。もう一度会いたくて何とかして優紀の実家を訪れるが、そこで彼女が「冬眠する病」に冒されているのを知り―。現代版「眠り姫」が投げかける、人と違う事による生き難さと、大切な人に会えない切なさ。冬を無くした彼女の秘密と恋の奇跡を描く感動作。第28回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”受賞。 人間六度 1995年、愛知県名古屋市生まれ。2021年に『スター・シェイカー』でハヤカワSFコンテスト大賞、『きみは雪をみることができない』で電撃小説大賞・メディアワークス文庫賞を受賞。
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【新刊】『永遠のあなたと、死ぬ私の10の掟』人間六度(サイン本・おまけ付)
¥770
文庫判ソフトカバー/345ページ 500年を超える悠久の時を生きてきた不死身の床無くん。平成の終わり頃、髪結いを生業とする彼と出会い、一瞬で恋に落ちた真昼は、奇妙な「十の掟」を交わす。それは二人がうまく付き合っていくための大事な約束だという。第一の掟「掟ヲ守ル事」、第二の掟「姓デ呼バヌ事」…。煌めくような日々の経過と共に明かされる掟に秘められた真意と、床無くんが古から見送ってきた幾つもの人生。しかし、第九の掟がもたらしたのは残酷な運命だった―。これは、永遠に残る愛の形。 人間六度 1995年、愛知県名古屋市生まれ。2021年に『スター・シェイカー』でハヤカワSFコンテスト大賞、『きみは雪をみることができない』で電撃小説大賞・メディアワークス文庫賞を受賞。
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【新刊】『過去を喰らう―(I am here) beyond you.』人間六度(サイン本・おまけ付)
¥1,045
四六判ソフトカバー/184ページ 高校三年生の春、雨流優花のクラスに世界初のAI漫画家リュッカ・ボーグが転校してくる。リュッカはAI開発実験に参加した中学二年生のころの優花の人格を元に作られていた。かつて漫画家を志し、夢を諦めた優花は成功しているリュッカと距離を取る。そんな中、生徒会選出馬を求められたリュッカは優花に対しある条件を突きつけてくる。リュッカが転校してきた理由とは?そして、その条件が意味するものとは―? 人間六度 1995年、愛知県名古屋市生まれ。2021年に『スター・シェイカー』でハヤカワSFコンテスト大賞、『きみは雪をみることができない』で電撃小説大賞・メディアワークス文庫賞を受賞。
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【新刊】『相談の森』燃え殻(ネコノス)
¥1,650
B6変形/221頁 文春オンラインの人気連載「燃え殻さんに聞いてみた。」を待望の書籍化。家族との関係に、職場での振る舞いに、恋に、将来に、過去の失敗に……。生きている限り、人はいつだって悩んでいる。そんな悩みの一つ一つに、自身も迷いながら答える燃え殻の「人生をなんとか乗りこなす方法」を大公開。ずばり解決策が示されるわけじゃないのに、なぜかホッとする回答の数々。61篇のQ&Aを収録予定。 『僕は日々、いろいろな判断が遅い上に、間違えがちだと注意されるほうだし、人生の大きな後悔も一つや二つじゃない。そんな人間が、他人の相談に答えるのはいくらなんでもおこがましい気がしている。だからせめて、相談の森に、朝が来るまで一緒にいることにします。かならず夜が来るように、かならず朝はやって来るから。』(本文より) 生活様式が大きく変わった2020年。誰もが戸惑い、将来の不安を感じている。生きづらさを抱える全ての人へ向けた人生の処方箋。 【著者紹介】 燃え殻 1973年神奈川県生まれ。テレビ美術制作会社企画、小説家、エッセイスト。2016年「cakes」で連載した小説、『ボクたちはみんな大人になれなかった』でデビュー。2017年に新潮社にて書籍化され、第6回ブクログ大賞[2018]フリー投票部門の大賞受賞。最新作は2020年7月に発売されたエッセイ集、『すべて忘れてしまうから』(扶桑社)、など。
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【新刊】『パリのガイドブックで東京の町を闊歩する〈1〉まだ歩きださない』友田とん(代わりに読む人)
¥770
SOLD OUT
新書/47頁 正しい言葉なら、これほど長く考えつづけることはなかっただろう。 「パリのガイドブックで東京の町を闊歩する」 突然、啓示のように降ってきた言葉を口ずさむ「私」はそんなことが果たしてできるのだろうかと考えながら、住みなれたはずの東京の町を歩きはじめる。表参道へ、荻窪へ、そして神保町へ。パリのガイドブックを手にした「私」はどこにたどり着くのか。第1号はとあるものを求めて、2018年夏、炎天下の都内をくり返し行き来した記録である。 正しいものを手にするよりも間違えたものを手にする方が、ずっと面白いことが起きるということを文学で実践する本です。 目次 第一章 まだ歩きださない 第二章 フレンチトーストを求めて 第三章 ポストフレンチトーストを歩く 友田とん 作家・編集者。ナンセンスな問いを立て日常や文学に可笑しさを見つける文章を書く。出版社・代わりに読む人代表。京都市出身、博士(理学)。2018年に刊行した自主制作書籍『『百年の孤独』を代わりに読む』をたずさえ全国を行商し、本屋さんへ営業したのをきっかけに、ひとり出版社・代わりに読む人を立ち上げる。
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【新刊】『ふたりのアフタースクール〜ZINEを作って届けて、楽しく巻き込む』太田靖久・友田とん
¥1,980
B6判並製/196頁 双子のライオン堂書店で、2020年末から始まった小説家の太田靖久さんと作家・編集者の友田とんさんによる「作ったZINEを本屋に売り込みする話」連続対談イベントが本になりました! おふたりは、ZINEを作り、売り歩き、いろんなひとや本屋さんと出会い、新しいことに挑戦し続けました。イベントでは、その時その時の課題や新しい取り組みについて、意見交換をし、時に観客を巻き込んで大変盛り上がりました。その熱量をとじこめました。 本書は、ZINEやリトルプレスを作って配布販売している人はもちろん、「何かやりたいけど一歩が出せない」と悩んでいる人にも、勇気を与える一冊になっています。 <基本情報> 書名:ふたりのアフタースクール 〜ZINEを作って届けて、楽しく巻き込む〜 著者:太田靖久・友田とん イラスト:くれよんカンパニー ブックデザイン:中村圭佑 発売日:2022年12月01日(イベント等で先行販売予定) 価格:1800円+税 判型:A5判 ページ:196頁 ISBN:9784910144078 発行元:双子のライオン堂出版部 <著者> 太田靖久(おおた・やすひさ) 小説家。2010年「ののの」で新潮新人賞。著書『サマートリップ 他二編』/『ののの』、共著『犬たちの状態』(写真・金川晋吾)など。そのほか、文芸ZINE『ODD ZINE』の編集、様々な書店でのイベン トや企画展示、「ブックマート川太郎」の屋号でオリジナルグッズ等の 制作や出店も行っている。 友田とん(ともだ・とん) 作家・編集者。日常や文学に可笑しさを見出すエッセイや小説を発表する。2018年に著書『『百年の孤独』を代わりに読む』を自主製作し、全国を行商や営業したことをきっかけに、2019年に出版レーベル・代わりに読む人を立ち上げる。自著『パリのガイドブックで東京の町を闊歩する』シリーズの他、『うろん紀行』(わかしょ文庫著)、『アドルムコ会全史』(佐川恭一著)、文芸雑誌「代わりに読む人」を刊行している。 ↓特設サイト https://liondo.jp/?page_id=3020