-
【新刊】『われは熊楠』岩井 圭也
¥2,200
四六判/336ページ 「知る」ことこそが「生きる」こと 研究対象は動植物、昆虫、キノコ、藻、粘菌から星座、男色、夢に至る、この世界の全て。 博物学者か、生物学者か、民俗学者か、はたまた……。 慶応3年、南方熊楠は和歌山に生まれた。 人並外れた好奇心で少年は山野を駆け巡り、動植物や昆虫を採集。百科事典を抜き書きしては、その内容を諳んじる。洋の東西を問わずあらゆる学問に手を伸ばし、広大無辺の自然と万巻の書物を教師とした。 希みは学問で身をたてること、そしてこの世の全てを知り尽くすこと。しかし、商人の父にその想いはなかなか届かない。父の反対をおしきってアメリカ、イギリスなど、海を渡り学問を続けるも、在野を貫く熊楠の研究はなかなか陽の目を見ることがないのだった。 世に認められぬ苦悩と困窮、家族との軋轢、学者としての栄光と最愛の息子との別離……。 野放図な好奇心で森羅万象を収集、記録することに生涯を賭した「知の巨人」の型破りな生き様が鮮やかに甦る!
-
【新刊】『橋本治「再読」ノート』仲俣暁生
¥1,540
B6判並製/80ページ/サイン本 2019年に惜しくも世を去った小説家、橋本治の中期から後期の評論的エッセイを軸に読み解き、彼の「思想」に迫る試論です。「再読」の対象としたのは『浮上せよと活字は言う』、『江戸にフランス革命を!』、『ぼくたちの近代史』、『宗教なんて怖くない!』、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』、『小林秀雄の恵み』など。
-
【ゲーム】「タワーチェス(豪華版)」(ゲームデザイン:新澤大樹)
¥5,500
「タワーチェス」は、チェスに「コマを重ねる」というアイディアを加えた伝統的でありながらも斬新なゲームです。 最大の魅力は、ゲームが終了するまで全てのコマが活躍し続けることです。 通常のチェスでは相手のコマを「取る」ことができますが、このゲームでは「重ねる」ことしかできません。 一時的に邪魔をすることはできるものの、その脅威が無くなることはないのです。コマが無くならないため、最後まで緊張感のある展開が楽しめます。
-
【ゲーム】「タワーチェス(通常版)」(ゲームデザイン:新澤大樹)
¥2,750
「タワーチェス」は、チェスに「コマを重ねる」というアイディアを加えた伝統的でありながらも斬新なゲームです。 最大の魅力は、ゲームが終了するまで全てのコマが活躍し続けることです。 通常のチェスでは相手のコマを「取る」ことができますが、このゲームでは「重ねる」ことしかできません。 一時的に邪魔をすることはできるものの、その脅威が無くなることはないのです。コマが無くならないため、最後まで緊張感のある展開が楽しめます。
-
【新刊】『うろん紀行』わかしょ文庫(代わりに読む人)
¥2,420
四六判上製本/203ページ/サイン本 人はなぜ小説を書くのだろう。 なぜ小説を読むのだろう。 決して同じ場所にたどり着くことはできないのに。 〝平和島のブローティガン〟 わかしょ文庫による《小説を読む物語》 笙野頼子『タイムスリップ・コンビナート』を読みながら海芝浦へ向かい、後藤明生『挾み撃ち』の足跡をたどり、巨大スーパーCOSTCOの喧 の中で大江健三郎『万延元年のフットボール』を読もうとする。著者は一見ふざけているようだ。しかし、実際彼女は不安に襲われながら読み訪ね、そして書く。本書はとても切実で危なっかしい《小説を読む物語》だ。うろんな物語を読み終えたとき、読者もまたこの社会での生き方を模索しはじめているだろう。日常の生きづらさが綴られた自主制作エッセイ『ランバダ』の著者がその硬質で端正な文体を余すことなく発揮した好評WEB連載に書き下ろしを加えて書籍化した商業出版第1作。 [本書で取り上げた作品と場所] ◎笙野頼子『タイムスリップ・コンビナート』〔海芝浦〕◎永井荷風『濹東綺譚』〔東向島 ◎古川日出男『ベルカ、吠えないのか』〔犬吠〕◎後藤明生『挾み撃ち』〔蕨、上野、亀戸、御茶ノ水〕◎太宰治『富嶽百景』〔河口湖〕◎高橋源一郎『さようなら、ギャングたち』〔金沢文庫〕◎宮沢賢治『銀河鉄道の夜』〔馬喰町〕◎尾崎翠『第七官界彷徨』〔池上〕◎大江健三郎『万延元年のフットボール』〔産業道路〕◎牧野信一『ゼーロン』〔高輪ゲートウェイ〕◎ポール・オースター『ムーン・パレス』、ベン・ラーナー『10:04』、スコット・フィッツジェラルド『グレート・ギャッツビー』〔ニューヨーク〕◎猫田道子『うわさのベーコン』、ボルヘス『バベルの図書館』、夏目漱石『夢十夜』〔???〕◎小森健太朗『大相撲殺人事件』〔両国〕◎藤子不二雄Ⓐ『まんが道』〔落合南長崎〕◎トム・ジョーンズ『ロケットファイア・レッド』〔大井町〕他 ■目次 第一章 海芝浦 第二章 東向島 第三章 犬吠 第四章 蕨、上野、亀戸、御茶ノ水 第五章 河口湖 第六章 金沢文庫 第七章 馬喰町 第八章 池上 第九章 産業道路 第十章 高輪ゲートウェイ 第十一章 ニューヨーク 第十二章 ??? 第十三章 両国 第十四章 落合南長崎 第十五章 大井町 あとがき (版元サイトより)
-
【新刊】『恋する少年十字軍』早助よう子
¥1,870
四六判ソフトカバー/248ページ 十数年ぶりに再会した周子に懇願され、あなたは彼女の息子・瞬点の世話をすることに……。フレッシュで、ふてぶてしくて、ぶっ飛んでいて、ユーモラス! 話題の小説家、単行本デビュー! あなたの旅は、まだ始まったばかり――。 職を失い、都会の暮らしに疲れた「あなた」が出会ったのは、夜な夜な爆弾テロを仕掛ける九歳の男の子。彼との逃亡、そして裏切りの果に訪れたものとは……?(「恋する少年十字軍」) フレッシュで、ぶっ飛んでいて、ユーモラス! 全国で異例の注目を集める新しい才能による待望の作品集。 * * * 「この人はなぜこういうものを書くんだろう」という問いはたいていの場合不満の産物だが、この人の場合は純粋に、積極的に、なぜかそういう問いが湧いてくるのである。 ――柴田元幸氏 ひょうひょうとした言葉たちがいざなう、 明るい地獄めぐり。 でも、そこはまぎれもない現実なのだ。 ――岸本佐知子氏 (版元サイトより引用)
-
【新刊】『スマートな悪 技術と暴力について』戸谷洋志*サイン本
¥1,540
四六判/210ページ/サイン本 「いま、あなたの周りには、いったいいくつのスマートデバイスが存在するだろうか。もしかしたら、あなたのポケットにはスマートフォンが入っているかも知れない。あるいはあなたの腕にはスマートウォッチが巻かれているかも知れない。スマートスピーカーで音楽を聴き、スマートペンでメモを取っているかもしれない。あなたの家はスマートロックに守られているかも知れない。そんなあなたはスマートシティに住んでいるかも知れない。 私たちの日常を多くのスマートなものが浸食している。私たちの生活はだんだんと、しかし確実に、全体としてスマート化し始めている。しかし、それはそうであるべきなのだろうか。そのように考えているとき、問われているのは倫理である。本書は、こうしたスマートさの倫理的な含意を考察するものである。」(版元サイトより)
-
【新刊】『北欧フェミニズム入門』枇谷玲子
¥1,200
A5/84ページ 翻訳者・枇谷玲子編著の北欧で刊行されたフェミニズムに関連した本をを介するブックガイド。 詳しくはこちら。https://note.com/reikohidani/
-
【新刊】『おてあげ1』困ってる人文編集者の会
¥1,100
B6/95ページ 「本のまわりの困りごと」をテーマに編集者仲間でZINEをつくりました。 特集は編集者や書店員、ブックデザイナーなど本の世界ではたらくひとびとのエッセイ〈わたしのおてあげ〉。そのほか、発行の「困ってる人文編集者の会」メンバーの書籍編集者3人による鼎談や日記もあります。 「わたしたちはつねに困りごとともにある。だからこそ、困りごとを介してわたしたちは知り合い、応援し合えるような気がしています」(「はじめに」より) 目次 はじめに おてあげ前史…竹田純 2022年、読んでよかった本…困ってる人文編集者の会 【特集】わたしのおてあげ 怒られ編集者のための著者様対応マニュアル…根曲がり竹(書籍編集者) 飯田、おまいだったのか。いつも本を仕入れていたのは。飯田はぐったりとめをつぶったまま、うなづきました。…飯田正人 (書店バイヤー) きこりの泉…大口典子(ブックデザイナー) 限界集落ブックサイト編集部からの通信…T・Y生(ブックサイト編集者) いいやつで居続けるには運が必要…野村玲央(書籍編集者) ウリコヤンイの響き…水越麻由子(書店員) ・こまへん日記 2023年・春…困ってる人文編集者の会 ・プロフィール一覧 ・編集後記 執筆:竹田純/麻田江里子/柴山浩紀/根曲がり竹/飯田正人/大口典子/T・Y生/野村玲央/水越麻由子 発行:困ってる人文編集者の会(麻田江里子、柴山浩紀、竹田純) デザイン:髙井愛
-
【新刊】『カイヨワ幻想物語集 ポンス・ピラト ほか 』カイヨワ
¥1,320
新書変形/200ページ キリストを死刑に処したローマ帝国の官僚・ピラトの苦悩と決断を描く物語「ポンス・ピラト」。『遊びと人間』で知られるロジェ・カイヨワが著したフィクショナルな物語全4篇。 【収録作品】 ノア 怪しげな記憶 宿無しの話 ポンス・ピラト 訳者あとがき (付録)『ポンス・ピラト』追記
-
【新刊】『未来を生きるスキル』鈴木謙介
¥924
新書/233ページ 雇用、教育、家族……変化が読めない未来を生き抜くために必要なスキルとは 「社会の変化は感じるが、じゃあどう対応したらいいのか?」どうしようもない不安や不遇感に苛まれている人たちへ。本書は今、伝える「希望論」であり、どのように未来に向かえばいいのかを示す1冊である。
-
【新刊】『ロバート・ツルッパゲとの対話』ワタナベアニ
¥1,980
A5ソフトカバー/226ページ 君たちに足りないのは哲学だよ。知らんけど。 国内外で活躍を続ける写真家・アートディレクターのワタナベアニ氏による初著書。海外と国内とを行き来する著者による、この国の「哲学」について。「自分がしたいことを考えず、与えられたことだけをこなして自分を騙してしまう。これが哲学の不在です」と、著者はそう語ります。私達はいま、自分に正直に生きているでしょうか。“大人の幼稚さを通過して、もう一度純粋な子どもの目を取り戻”したい、そんなあなたへこの本を贈ります。哲学の世界へようこそ。(版元サイトより)
-
【新刊】『はしはうたう』
¥1,320
A5横変形ハードカバー/100ページ 日本海に面する北陸地方の福井県小浜市から、ギュッと想いがつまった"箸"の本ができました!! 国内の塗箸生産シェア80%以上を誇る小浜市で、60年以上にわたって箸をつくり、表現し続けてきた若狭塗箸職人・的場政義さん。 彼の作品と生き様、そして想いを一冊にまとめた本です。
-
【新刊】『セロトニン』ミッシェル・ウェルベック
¥2,640
四六判ハードカバー/304ページ 巨大化学企業を退職した若い男が、過去に愛した女性の甘い追憶と暗い呪詛を交えて語る現代社会への深い絶望。世界的ベストセラー。
-
【新刊】『こちら、発達障害の世界より』難波寿和
¥1,870
四六判 混沌としたミライを渡っていくための、本という名のチケット。新レーベル『ミライのパスポ』第1弾! 小さい頃から、言葉はへたくそで、乱暴で、怒りやすくて、泣きやすかった。分かっていても、自分の行動を止めることができなかった。ボクは現実から逃れるために、小学校卒業と同時に記憶を封じ込め、全てを忘れることにした。 そして大人になり、発達障害者を支援する心理士として働き始めていくうちに、何もかもがうまくいかなくなる。発達障害の診断を受け、うつ病の当事者ともなって休職したとき、ボクは、閉じた記憶のパンドラの箱を開いて、過去の自分と向き合うことを決めた――。 自閉スペクトラム症の当事者であり、子どもから大人までの療育とカウンセリングに携わる支援者。ふたつの立場をもつ1人の人間としての〈信念〉に基づき、時にシリアスに、時に軽妙に、「あり得ないことがあり得る」発達障害特有の世界を伝える、清冽な自叙伝。生きづらさを抱える全ての人が「生きやすく生きられる」ための道を描き出す。
-
【新刊】『新百姓 1号 水を飲む』
¥3,150
『新百姓』とは? システムに封じられた人間の創造性の解放を促す雑誌です。効率や規模の拡大を最優先に追求する経済のあり方、人間一人ひとりがそれに従順であるように求められる巨大な社会システム。そういったものに疑問を持ち、新しい生き方を探究している人たちの問いと実践の物語を編み込んでお届けします。
-
【新刊】『貝がら千話7』モノ・ホーミー
¥1,980
モノ・ホーミーによる絵と物語、「貝がら千話」。 一冊のスケッチブックに毎日一つずつ記される、一枚の絵とふしぎなお話の数々。 楽しい話や、ちょっぴりこわい話、へんてこな話、悲しい話など。
-
【新刊】『貝がら千話6』モノ・ホーミー
¥1,980
モノ・ホーミーによる絵と物語、「貝がら千話」。 一冊のスケッチブックに毎日一つずつ記される、一枚の絵とふしぎなお話の数々。 楽しい話や、ちょっぴりこわい話、へんてこな話、悲しい話など、Twitter "貝がら千話" 。
-
【新刊】『貝がら千話2』モノ・ホーミー
¥2,310
モノ・ホーミーによる絵と物語、「貝がら千話」。 一冊のスケッチブックに毎日一つずつ記される、一枚の絵とふしぎなお話の数々。 楽しい話や、ちょっぴりこわい話、へんてこな話、悲しい話など
-
【新刊】『貝がら千話3』モノ・ホーミー
¥2,310
モノ・ホーミーによる絵と物語、「貝がら千話」。 一冊のスケッチブックに毎日一つずつ記される、一枚の絵とふしぎなお話の数々。 楽しい話や、ちょっぴりこわい話、へんてこな話、悲しい話など
-
【新刊】『貝がら千話4』モノ・ホーミー
¥2,310
モノ・ホーミーによる絵と物語、「貝がら千話」。 一冊のスケッチブックに毎日一つずつ記される、一枚の絵とふしぎなお話の数々。 楽しい話や、ちょっぴりこわい話、へんてこな話、悲しい話など
-
【選書配本サービス】『本棚からの便りー新刊プランー(3ヶ月間)』
¥14,600
***サービス内容をご理解のうえご注文ください*** 双子のライオン堂が、提供している選書配本サービス『本棚からの便り』の新刊3ヶ月プランです。 店主が、あなたの本棚を見て、書店員として「この本棚のラインナップなら、この本も合うだろうな」「この本も一緒に読んでほしいな」と思う本を届けます。 毎月「半年以内に発刊された新品の本」と「既刊の新品の本」が1〜2冊、届きます。 1冊の場合は、なるべく「半年以内に発刊された新品の本」(やむおえず既刊や古典が1冊の場合もあります)を予定。 *3ヶ月の期間合計額は10000円(税抜)で、1ヶ月平均3300円(税抜)分の本が届きます。 <例>(全て税抜) 1ヶ月目に「2000円の単行本」と「500円の文庫本」 2ヶ月目に「3000円の単行本」 3ヶ月目に「2500円の単行本」と「1500円の新書」と「500円の文庫」 が届きます。 ★確認事項★ (1)本サービスは、お客様の本棚の写真を見せて頂き、その本棚に書店員の視点で追加したい本を選びます。いつか出会っていて良かったと思えるような本をなるべくお届けします。 (2)普段は手を出さない、読まない分野の本に出会いたい方向けです。すでに欲しい本が決まっている、固定の好きなジャンルしか読みたくない、という方にはおすすめできません。 【新刊プラン(3ヶ月)】 費用:14,600円(税込) 期間:3ヶ月 ・期間の合計で、税込11,000円分の新刊本が届きます。 ・税込3600円分は、3回分の送料と選書費用です。 ◯留意(ご注文してくださった場合、下記に同意したものといたします)◯ ※当サービスは、あなたに今すぐマッチした本が届くというものではございません。 ※こちらの商品は後払い・着払いが出来ない商品です。 【システムの関係で、後払い・着払いを不可にできません。選ばれた場合は、再度注文をお願いすることになります。ご注意下さい。】 ※システムからのメールの中に、アンケートフォームがあります。到着後1週間程度でご回答をお願い致します。アンケート返信の翌月末から配本開始します。 ※商品画像はサンプルです。デザインが多少変更する場合があります。 ※実際に注文後にサービスが合わない場合は、1ヶ月目の到着から20日以内であり、本を返送いただければ、1回目の送料を除く全額を返金致します。(返金手数料はお客様負担にてお願います)
-
【新刊】『ボーダー 移民と難民』佐々涼子
¥1,980
版元:集英社インターナショナル サイズ;四六判 ページ:272頁 ウクライナ難民で始まった話ではない。 ミャンマー、スリランカ、イラン、アフガニスタン、そしてアフリカの国々から……。 命からがら、日本にたどり着いた人たちを、 私たちは、どう受け入れてきたのか? 『エンド・オブ・ライフ』でYahoo!ニュース|本屋大賞2020年ノンフィクション本大賞を受賞した佐々涼子の受賞後第一作。 かつて日本語教師として在留外国人と接してきた作家が、人間の心の奥に潜むボーダー(境界)に迫る。 ウィシュマさん死亡事件で一躍注目を浴びた日本の入管・難民問題を、独自の視点で追ったノンフィクション。 難民の受け入れ、入管の改善のために四半世紀にわたり闘い続ける「難民弁護士」児玉晃一。 その奮闘の日々を、現在入管に収監されている在留外国人の取材とともに綴る。 構想から10年。ノンフィクションの旗手、佐々涼子の新たなるライフワーク。 (目次より抜粋) i 泣き虫弁護士、入管と闘う 私たちを助けてくれるの? 断末魔 囚われの異邦人 馬でもロバでも アフガニスタンから来た青年 国会前の攻防 ii 彼らは日本を目指した サバイバル・ジャパニーズ 看取りの韓国人 フィリピンの卵 ハノイの夜 赤い花咲く頃 iii 難民たちのサンクチュアリ クリスマスイブの仮放免者 リヴィのカレー 人の中へ 佐々涼子(ささ りょうこ) ノンフィクション作家。1968年生まれ。神奈川県出身。早稲田大学法学部卒。日本語教師を経てフリーライターに。2012年、『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』(集英社)で第10回開高健ノンフィクション賞を受賞。2014年に上梓した『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場』(早川書房)は、紀伊國屋書店キノベス第1位、ダ・ヴィンチBOOK OF THE YEAR第1位、新風賞特別賞など9冠。2020年の『エンド・オブ・ライフ』(集英社インターナショナル)は、Yahoo!ニュース|本屋大賞2020年ノンフィクション本大賞に輝いた。『エンジェルフライト』は、米倉涼子主演で連続ドラマ化、2023年春にアマゾンプライムビデオで配信予定。
-
【新刊】『戦前生まれのある速記者のはなし(序)』佐々木光子
¥1,100
サイズ:A5 定価:1000円+税 ページ数:20頁 限定:150部 (一般発売:2023年3月15日ごろ) 戦前生まれ、今年96歳の速記者・佐々木光子さんのお話を聞き取った冊子。 2024年初旬に書籍化の予定。全4部構成で本書はその序章に当たる。 <巻頭言> 本書は、戦前生まれで、刊行現在96歳の速記者・佐々木光子さんの人生を聞き取ったものです。 佐々木光子さんとの出会いは、小説家辻原登さんの紹介がきっかけでした。 古本屋として、古書を引き取りに行った際に、意気投合し、その後も交流が続きました。お会いするたびに、いろんなお話を聞かせていただきました。 特に、速記というお仕事については、戦前から現在にかけて、戦争に、経済に、テクノロジーの進化に、翻弄されてきたのだということがわかりました。 また、ひとりの人生としても、40歳を過ぎて語学を習得しに海外へ行ったり、80歳まで現役の速記者として活動されたりと刺激的です。 今後、私たちが「人生100年」を謳歌するための参考になるのではないかと思い本として刊行することにしました。 なお、本書は全部で4部作の序章、第1部です。少しずつ、読者の元にお届けできればと思います。 聞き手・竹田信弥